本作は、「小説家になろう」にて2022年10月1日より作者「take4」氏により掲載開始された「２度目の人生、と思ったら、実は３度目だった。～歴史知識と内政努力で不幸な歴史の改変に挑みます～」の書籍化第一巻です。
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本作の概要
作者
take4
イラスト
桧野ひなこ
発行元
TOブックス
発行年月日
2024年1月20日
本作の章立て
第一章 胎動
第二章 放たれた矢
第三章 画策（決意のもとに）
登場人物
タクヒール：主人公。ソリス男爵家次男。
ソリス・フォン・ダレン男爵：タクヒールの父。
ソリス・フォン・クリス男爵夫人：タクヒールの母。
ソリス・フォン・ダレク：ソリス男爵長男。タクヒールの兄。
レイモンド・エスティア：ソリス男爵家の家宰
アン：タクヒールの専属メイド
原作の概要
「小説家になろう」に記載の原作者によるあらすじ
不幸続きの男爵家次男に生まれ、次々と家族を災厄で失った結果、16歳で当主となったタクヒール。
必死で内政に取り組むが、平凡な彼は、その後も続く災厄回避や領地の回復もできず、無能者と呼ばれて20歳の時に隣国の侵略で敗北する。
自らの命と引き換えに領民の保護を嘆願した彼は、処刑の瞬間になって、魔法スキルに目覚め、やり直しを行うため自身を過去に転送した。
男爵家次男として生まれた時に戻り、１度目の人生、日本人として生き、そして亡くなった悲しい記憶も取り戻す。
異世界での２度目の人生で得た歴史知識と、１度目の人生で生きた現代日本の知識を活用し、３度目こそは災厄を回避し、家族と仲間たちを救う決意をする。
とは言うものの、まだ子供の立場では無双や一発逆転も叶わず、地道な内政提案から始めて資金を稼ぎ、仲間を集め、街を開拓し力を蓄えていく。
歴史を変え家族を救えるのか？
やり直しの世界に明るい未来はあるのか？
次々と災厄をもたらす歴史との戦いを決意した、平凡な男の一大反逆劇は、今始まる。
見どころ
１度失敗した人生をやり直すために赤ちゃんに戻ってから、やがて起こるであろう天災や戦争に備えて日本人として生きた記憶も活用して準備を進めて、実際に困難が発生してもそれに立ち向かう姿に感動します。
2024年９月３日現在も「小説家になろう」では連載が続いていますが、やはり赤ん坊として転生して全く何も戦えない状況からどうやって準備を進めていくのかその最初の部分である本作第一巻はとても興味深いものです。
Kindle Unlimitedでは読み放題対象なのでぜひ手にして欲しいと思います。